2017William Hillワールドダーツチャンピオンシップ 2回戦 2日目
メンサー・スルホビック 3-4 マーク・ウェブスター
練習スローのスルホビックって身体が流れないのに、ゲームになると身体が前に流れがち。でも入る。不思議です。
set数だけ見ると接戦に見えますが、ダブルでとことん外してメンタルを崩したスルホビックと、着実に決めていったウェブスターの差。
外しても外しても、諦めることなく投げ続けたウェブスターの勝利。そう思いたいです。
ロバート・ソーントン 3-4 ダリル・ガーニー
ソーントンも撃沈!!
最初の2setのガーニーが良かったのと、ソーントンが悪かったのと両方でしたが、そこまでソーントンは一度もダブルを投げる事が出来なかったのは驚きです。
2set目もガーニーは14、11、14ダーツと完璧でしたね。
その後の3setは持ち直したソーントンに取られ、このまま終わるかと思いきや、6set目の1st legをソーントンに取られてからの6leg連取!!
あの161フィニッシュで流れを再び手繰り寄せた感じでしたね。素晴らしかったです。
デーブ・チズナル 4-2 クリス・ドービー
チズネルが良いダーツしてますね。
初戦のジョン・ロドリゲス戦に比べればパフォーマンスは落ちた印象ですが、余裕を持ってクリス・ダービーを下しましたね。
クリス・ドービーも悪くないダーツをしていましたが、さすがにチズネルを倒すには少し足りない、実力差が見える試合でしたね。
2nd セッション
レイモンド・バーナベルト 4-0 アラン・ノリス
バーニーが素晴らしいダーツで3回戦へ。アラン・ノリスも良かったですが、与えられたチャンスをモノに出来なかったのは痛かったですね。
1setでも取れれば流れが変わったかも知れませんが、もったいないですね。やはりダブル。
フィル・テーラー 4-0 ケビン・ペインター
12ダーツ、167フィニッシュと素晴らしいスタートを切ったフィル・テイラーでしたが、その後のパフォーマンスは相当悪かったですね。1st legを見て、好調なのかと思いましたが
4leg落としただけの完璧なゲーム展開でしたが、このままじゃダメですね。
マイケル・バンガーウェン 4-2 クリスト・レイズ
クリスト・レイズ良かった!!
本当に何かが起こるかもと思わせるゲームでしたね!
ただ、最終セットの4leg目に32を8に外したのと、最後の36がもったいなかった。
1st setを見て、またMVGの勝ちかと思いましたが、熱いゲームでした。
164.161のフィニッシュとかやっぱりトップに君臨するだけありますね。
ではでは。
2017William Hillワールドダーツチャンピオンシップ 2回戦初日
イアン・ホワイト 4-1 ジョニー・クレイトン
難なくイアン・ホワイトの勝利でした。
終始無理のないダーツをしていたイアン・ホワイト。ジョニー・クレイトンが勝つのはちょっとキツかったゲームですね。
5set目の0-2になった時には、ちょっと流れが変わったのかな、と思いましたが、そこから3leg連取してフィニッシュ。
安定感有りましたね。
マイケル・スミス 4-3 マービン・キング
またもこの男が熱いゲームを見せてくれましたね。マービン・キング。
タイブレークまでもつれたゲームは、マイケル・スミスの勝利でしたが、どちらが勝ってもおかしくないゲームでしたね。
マイケル・スミスのフィニッシュが悪かったというのも有りましたけど、マービン・キングが徐々に追いついていくのは、また何かが起こるのでは、と思わせるゲーム展開でした。
マービン・キングの2set目の残り18点が上がれていたら、最後の120で上がっていたら、そう思わせるゲームでした。
マイケル・スミスはもっと早くにゲームを終わらせる必要があったと思います。こんなに苦しめられるゲームじゃなかったと思います。
ベニト・バン・デ・パス 4-3 テリー・ジェンキンス
またもタイブレークまでもつれたゲームでした。テリー・ジェンキンスにとっては、悔しい敗戦ですね。バン・デ・パスが24を7本も外して回ってきたマッチポイント、最後のトップが外れた時点でゲームは決まってしまったのかも知れませんね。
バン・デ・パスはその後、110を20→54→36で上がる等、フィニッシュが良くなり勝利。
もったいないですね。
ダレン・ウェブスター 4-0 サイモン・ウィットロック
まさかの展開でした。
相性の悪さも知ってはいましたが、まさかチャンピオンシップでも、ダレン・ウェブスターがウィットロックをボコボコにするとは。
最後の140が決まってもまだ、理解しづらかったです。ウィットロックも悪くはなかったと思うんですけど、ダレン・ウェブスターが良すぎた。
setでのゲームが完璧にハマった試合だった気がします。
面白かった。
ギャリー・アンダーソン 4-0 アンドリュー・ギルディング
全てのsetで3-1という楽勝ゲームでした、現チャンピオンのアンダーソン。
取られたlegもアンダーソンの上がりミスにギルディングが上手く上がったというゲームでした。
132の50→50→32は美しかったですね。
これまたストレートセットゲームでした。
エイドリアン・ルイス、強かった。
1〜3setのアベレージは107超えかな。最後の4set目は少しスコアを落としましたけど、それでも102超えてるぐらいかな、と。
2set目の3leg、161残りでジョー・カレンは210残り。あっさり上がってしまったルイス。
心を折りにくるフィニッシュでしたね。
ジョー・カレンはコドビー戦とは違い、悪かったですね。全然入ってこなかったです。
うーん、決勝楽しみだな。
ではでは。
2017William Hillワールドダーツチャンピオンシップ 8日目
イェル・クラーセン 3-1 ジェフリー・デ・グラーフ
1st setで相変わらずの爆発力を見せたイェル・クラーセンですが、決めきれずに5leg目まで行くあたりも、まだまだといった所ですかね。
もうちょっと楽に勝てるでしょう。っていつも思うんですけど、簡単に相手に流れを渡してしまうので、好きになれない感じがあります。
強いですし、このゲームのダブルも入っていたんですけど、なんだか好きになりきれない。
ビンセント・バン・デ・ブート 1-3 マックス・ホップ
マックス・ホップが良いダーツしてましたね。
1stダウンしてからは、バンデ・ブートに2legしか取られずに勝利。リズムも良し、ダブルも良かった。
マックス・ホップって、コーリー・カドビーより年下なんですね。ビックリ(笑)
バン・デ・ブートの投げ方って興味有るんですよ。リズムが真似できない。
最近の若い選手に見られる様な、構えない投げ方とも違うのに、リズムが早い。で、入る。謎ですね(笑)
デーブ・チズナル 3-2 ジョン・ロドリゲス
すいません、ジョン・ロドリゲスって知らなかったので、チズネルの圧勝かと思ってました。
2人の差で考えるとしたら、やはりジョン・ロドリゲスの方が少し削りにミスが多かったかなって思いましたけど、チズネルも良いダーツをしている中でだったので、ゲームとしてはとても楽しめました。チズネルの180が良かったですね。
キム・ハイブレクト 3-0 ジェームス・ウィルソン
ジェームス・ウィルソンの投げ方って、まるでお手本のような投げ方と飛び方してますね。
だから勝てるという訳ではないのがダーツなんですけどね。
このゲーム、キム・ハイブレクトが良かった。
最後の138のフィニッシュもそうですが、1st setのフィニッシュだった104アウトも素晴らしかったですね。
1st set は2legオールでしたので、あのフィニッシュで流れを引き寄せたのか、2set目からは安定して攻めていましたね。
ようやく一回戦の感想を書き切りました。
もうちょっと緩く書こうかな。(笑)
ではでは。
2017William Hillワールドダーツチャンピオンシップ 7日目
メンサー・スルホビック 3-0 ロン・ミューレンカンプ
ジェームス・ウェード 3-0 ロニー・ハイブレクト
ロバート・ソーントン 3-0 レイクバッハ
全ゲームストレートセットでのゲームでした。
メンサー・スルホビック 3-0 ロン・ミューレンカンプ
2legダウンから始まったゲームでしたが、スルホビックは慌てる事もなかったですね。
2legダウン時点でのアベレージはスルホビック85・ミューレンカンプが107‼︎
とはいえ、2leg終了時点での話ですからね。
結果的には3-0でしたが、ミューレンカンプも勝てるチャンスは沢山有ったと思います。
アベレージも変わらなかったです。先に上がるチャンスも多かったミューレンカンプでしたが、上がらず。
もったいなかったですね。
ジェームス・ウェード 3-0 ロニー・ハイブレクト
昔は学校の先生のような姿だったジェームス・ウェイド。今はダンプカーの運ちゃんみたいですね。
それぞれのセットで1legずつ取られただけで、順当に2回戦進出。
最後の141アウトでゲームを決める所は、一流な感じがしましたね。
安定感を全開にしたようなゲーム展開でしたので、ハイブレクトが勝つには圧倒的なスコアと上がりが必要でしたが、そこには届かずでしたね。
ロバート・ソーントン 3-0 レイクバッハ
なんと言いますか、ダブルが外れる度に「またか」と呟いてしまうゲームでしたね。
驚いたのは2set目の1st leg ソーントンが24残り、レイクバッハが315残り。
そこからソーントンが、14本も使って上がるという。レイクバッハも点差を詰めましたが、フィニッシュを5本外すという。
こんな事もあるんですね。ソーントンも最後の方は笑っちゃってました。
まぁ、その後の2legの上がりは完璧でしたので、良かったですね。
接戦にならないゲームが多いですが、やっぱり実力差ですかね。
削りだけじゃ勝てないゲームが多い印象です。
ではでは。
2017William Hillワールドダーツチャンピオンシップ 6日目
トップ選手3人出てきました!!
ブレンダン・ドラン 3-1 クリスチャン・キスト
レイモンド・バーナベルト 3-0 ロビー・グリーン
サイモン・ウィットロック 3-0 ホーバット
と、結果を並べて一言。
順当過ぎて感想もなにも無い。
ドーランにしろ、バーニーにしろ、ウィットロックにしろ、危なげなく勝利しましたね。
この日が一番面白くなかったかも知れません(笑)
と、言いたいところでしたが、ウィットロックに関しては良かったと思います。
今年の年始と今で、大きく変わったなーって思うのは、ピーター・ライトとサイモン・ウィットロックの2人。
この日もそうでしたが、ウィットロックのグルーピングが良くなってる。
それに付け加えて、連続して170と158のハイオフを決める辺りはウィザードらしいというか。
もう少しで、MVGの対抗馬として当たることも出来るはず!!
期待します。
ドーランはいつも通りでしたね。
万年2回戦止まりという事ですが、今年は突破して欲しいですね。
バーニーに関して言っても、危なげなく勝利というだけで、いつも通りなイメージ。
うーん、感想も言いづらい感じです。。。
切り替えて次の日のアップします!!
ではでは。
2017William Hillワールドダーツチャンピオンシップ 5日目
1日2セッションとか、ゲーム見る時間だけで6時間ぐらいかかってる気がしますね(笑)
今日は1セッション!!
マービン・キング 3-2 スティーブ・ウェスト
またも2setダウンからの逆転劇でしたね。
2set終わりの時点で、マービン・キングのアベレージはなんと80。
スティーブ・ウェストが約95でしたので、どう足掻いてもスティーブ・ウェストが勝つだろうというゲーム。
マービン・キングが悪すぎた。
3set目も、流れは変わらないままの4th leg、180→180と6本のパーフェクトダーツを見せるスティーブ・ウェストに対して、134→140→91と決して悪くないダーツを見せるマービン・キング。
スティーブ・ウェストの9ダーツミス残り36点に対して、残り136点。ここを外せばほとんど終わりという所で、マービン・キングが60→60→16のハイオフを見せて首の皮一枚で生き残る。
段々と冷静さを取り戻して行くキングに対して、スティーブ・ウェストの勢いが無くなると、ゲームはまさかのタイブレーク。
ここでもスティーブ・ウェストは、65残りを14→22→39でのバーストをおこしたり、マッチダーツを5本外したりと、一回戦の魔物に取り憑かれたようでしたね。
メンタル的な部分で、キングが優ったのかなと。
最後のキングの涙には、グッと来るものがありました。熱いゲームでした。
エイドリアン・ルイス 3-0 マグナス・カリス
と前の試合が良過ぎたせいか、ルイスのゲームがパッとしないゲームに見えてしまった。
レベル差もかなりあったとは思いますが、こんなゲームやってても、チャンピオンには遠いな。そんなルイスのゲームでしたね。
次に期待しましょう。
ジョー・カレン 3-1 コーリー・カドビー
これまた熱いゲームでしたね。
プレミナリーから上がってきた相手がコーリー・カトビーってのも、ジョー・カレンにはキツい相手ですよね。
これがデビュー戦の21歳、the kingコーリー・カトビー、負けはしましたが、とんでもないですね。当たり前ですが、フィル・テイラーに勝ったのもマグレではないですね。
2set目の終了時点でのアベレージは両者とも106という高スコア。
3set目を終えても両者107までアベレージが上がるというとんでもないゲーム。
最終setで少しスコアは下がりましたが、なかなかの好ゲームでした。
落ち着いたらもう一度見て、ゲームの流れなど見直してみます。
マジで、どちらが上がっても期待出来るゲームでした。
特に、ジョー・カレンの次の相手はルイスですから、何か起こしてくれるかもという期待を抱かせるゲーム内容でしたね。
さてさて、バーニー・ドーラン・ウィットロックと3人のトッププレイヤーが登場です!好ゲームに期待しましょう!!
書くのが追いつきません(笑)
ではでは。
2017William Hillワールドダーツチャンピオンシップ4日目 2ndセッション
さてさて4日目夕方のセッションですね。
プレミナリーは見てる暇が無いので、飛ばしてます。すいません。
ダリル・ガーニー 3-1 ジャーメイン・ワッティメナ
まずまずのゲーム内容で、ダリル・ガーニーの勝利。アベレージも100手前といった所ですかね。
1st set 1leg目は、両者削りがめっちゃ早くてテンション上がりましたが、上がらず上がらず18ダーツからのスタート。これがハイライトな気がしますね。
フィニッシュが少しもたついた印象ですが、削りに関しては、良いタイミングでの180が多く、2人してフィニッシュを譲り合いましたね。
変な意味で、悪くはないゲーム、だったのかな、と。
アラン・ノリス 3-2 ジョン・ミッチェル
もうダメかと思いました。
1set目、惜しいダーツばかりだったアラン・ノリスに対して、ジョン・ミッチェルが食らいついていった感じですね。
良くない流れだなー、と思った所で180→140→40からの141を上がったあたり、ジョン・ミッチェルのジャイアントキリングを予感させました。
2set目も、フィニッシュでほんの僅かなズレで上がらないアラン・ノリスとしっかりと上がり切るジョン・ミッチェル。
このままかと思いましたが、3set目をアラン・ノリスがなんとか乗り切ると、あとは耐えに耐え、諦める事なく自分のダーツを投げたアラン・ノリスの自力が、ジョン・ミッチェルを追い詰めて行きましたね。
段々と、ダブルが入らないなら機会を増やせば良い、と言わんばかりにアラン・ノリスはフィニッシュに挑んでいきましたね。
これもまた、setならではの流れといった所でしょうか。
フィル・テーラー 3-0 デービッド・プラット
ついに登場フィル・テイラー。
デービッド・プラットに勝利の予感さえ与える事もなく、順当にフィル・テイラーの勝利。
フィニッシュに関しては、少し余裕を感じるゲームでしたね。標準をしっかりと合わせてきた感じですね。
言葉にし辛いのですが、ちょっと良くなった感じがしました。
取りに行くlegはほとんど15ダーツ以内。全てのlegを取らなくても良いセットプレーでの効率の良いゲーム展開、とでも言うのかな。
最後の81バースト後の、57→24リトライをすんなり決めるあたり、これはチャンスが来るかもと思わせてくれるダーツでしたね。MVGに勝てるのかも。
まだまだ書きます!!
ではでは。