スティールダーツ・ハードダーツブログ

国内外のハードダーツ・スティールダーツについて、やっていて感じた事や、見ていて思った事等を書いています。

2017William Hillワールドダーツチャンピオンシップ 準々決勝 その1

マスターズが始まる前に全部書き切りたいな。

 

ジェームス・ウェード 3-5 ピーター・ライト

1set目は、上手くプレッシャーをかけ続けたウェードが先取。180を出して61残りにした所はライトに良いプレッシャーを与えましたね。56を外したライトに対して、25→36を完璧に上がったウェードは流石でした。

少しずつ調子を取り戻した2人でしたが、2set目は1legずつ分け合った3leg目。180→177→128→16と10ダーツでライトがブレイク。今度はライトがウェードにプレッシャーをかけ147を60→51→18と惜しいダーツを見せると、56残りのウェードが16→20→0とミスショット。

18残りを2→0→16と抑えてライトが奪い返す。

3set目も両者譲らずプレッシャーを掛け合うが、それぞれが交わしつつ4leg目に。

1-2ダウンのウェードはここで144、続くlegも155と素晴らしいフィニッシュを見せて再び先行。

続く4set目では、130残りを20→60→50で沈めたライトが奪い、セットカウントは2-2と互角のゲームが進む。

 次のsetでは調子を崩したウェードをたたみかけ3leg連取でライトが奪う。

6set目、上がりにもたつくライトに対して、ウェードが確実に上がりを見せていきプレッシャーをかけるが、5leg目の24をライトがしっかりと締めて2set連取する。

7set目は、調子を取り戻したウェードが3-1でsetを奪い返してセットカウント4-3となる。

もつれにもつれたゲームだったが、8set目2-1となった第4leg。134を60→42→32と完璧なダーツを見せたライトが奪い、ゲームセット。

ランキング3位の意地を見せたライトが勝利。 


ギャリー・アンダーソン 5-3 デーブ・チズナル

1試合で180が33回も出るハイレベルなゲームとなりました。

1set目は、お互い2legずつを分け合った5leg目、常にプレッシャーをかけ続けたギャリーが104を20→60→24で上がりブレイクに成功。

サラッと書くとこういう結果ですが、この1set目は9つもの180が飛び出しました。とんでもないゲームが始まったのだと感じました。

続く2set目は、両者譲らず3-2でギャリーが2setを連取。チズネルも惜しい所で外してしまい、ブレイク出来ず。ここは現チャンピオンの意地といった所でしょうか。

3set目では、ようやくチズネルがsetを奪うがこのlegも3-2という厳しい戦いが続きます。

4set目、チズネルがここで意地を見せます。

素晴らしいタイミングでの180から57を上がり、幸先良くlegを先取すると、続くlegでは130を60→60→10と上がり、3legでは82を外したギャリーに対して54をしっかり締めたチズネルがsetを連取。セットカウント2-2に戻す。

5set目は、ギャリーが反撃し3leg連取でsetを奪う。

こうなるとゲームが落ち着く事は無く、更に白熱していきますね。

続く6set目、2-1リードのチズネルが180→140→177→4と10ダーツでフィニッシュし、3-3のセットカウントイーブンに。

ようやくゲームが動いたのは、7set目。

11ダーツで1st legを先取したチズネル。続く2leg目は164を60→54→25と辛うじてミスしたギャリーに対してしっかりとフィニッシュしたチズネルがこのゲーム初めてのリードを奪う。

しかし続くlegでは、お互いフィニッシュを譲り合い、ここではお互い4本のダブルミスをしてしまったが、ギャリーがlegを拾う。

その後の2legはこの時のメンタルの影響か、チズネルが付いて行けずにギャリーに奪い返されてしまい、4-3とリードされてしまう。

この上がりが最後まで響きましたね。

8set目は、お互い2legずつを分け合った5leg目、にギャリーが抑えてゲームセット。

あの上がりの譲り合いから、少しダブルが上手く行かなくなった印象ですが、それでもチズネルは最後まで素晴らしいダーツを見せてくれましたね。

180はチズネルが22回も出していたんですが、それでも少しのミスでゲームが決まってしまった印象ですね。

7setの上がりのミスと、個人的には1set目の104フィニッシュが勝負を決めたかなと思います。

素晴らしいゲームでした。

 

ダメですね。

 
2試合書いただけで、文字数が増えすぎました。

分けます。

 

次はMVG書きます!

 

ではでは。