強いウィザードが帰ってきた。
メルボルンダーツマスターズ
1回戦ですが、順当と言えば順当な結果となりましたね。
バーニーがワールドユースチャンピオンのコーリー・カドビーに負けたことが、波乱と言えるかも知れませんが、コーリー・カドビーの実力はすでにPDCトップランカーに引けをとらないですし、不思議ではありませんね。
オークランドじゃ、ライト、スミス、テーラー破って準優勝しましたしね。
一回戦で、気になったのは【The Wizard】サイモン・ウィットロックですね。
ゲーム内容、スコアともに素晴らしいゲームでした。
ワールドカップでもペアを組む2人の戦い、今回意地を見せたのは長年オーストラリアのトップを走るウィットロックでしたね。
オークランドではカイルに負け、さらには優勝する姿を見せられたウィットロック、カイルを賞賛しつつも、悔しかった事でしょう。
オーストラリアトップの座が脅かされつつある恐怖を、周りの評価とともに吹き飛ばしたのではないでしょうか。
この日のウィットロックは、ダブルも得点力も高く、ミスがかなり少なかった印象です。
グルーピングもまとまっていて、削りのミスは1.2回しか無かったのではないでしょうか。
対するカイルは、4leg、5leg目にミスを重ねてしまい、もったいない連取を許してしまいました。
ここで流れは完全にウィットロックに持っていかれ、残りの2legで3本の180を叩き出し、14.12ダーツで勝利。
アベレージが107.69
ダブルが60%
強いウィザードが帰ってきた、そんな印象を持ちました。
1legの122のブルフィニッシュもそんな印象でした。
次はQFでウェイドと当たります。
最近のウェイドのままであれば、ウィットロックにチャンス有りですね。
楽しみです。
ではでは。