2017William Hillワールドダーツチャンピオンシップ 準々決勝 その2
前回の2試合書きすぎたので、セッション別にしました。
早速いきます。
マイケル・バンガーウェン 5-1 ダリル・ガーニー
で、最初に書くのがこの男だと書く量が減ります。MVG。
MVGのゲームは、圧倒的過ぎて面白みに欠けるというのが個人的な意見です。
1set目、削りはいつものMVGらしくないかな、なんて思っていましたが、101.170.92と高い数字をいとも簡単に沈めるあたりは流石の一言です。
170はもちろんなんですが、101と92も60→9→32、20→48→24とスイッチしての上がりが強いのはMVGの特徴なのかも知れません。
というわけで3leg連取で1set目が終了。
いつも通りかなと思ったスタートでしたが、ダリル・ガーリーも意地を見せましたね。
MVGの少ないミスから、ガーリーが上がりをしっかり締めて1-1のセットカウントイーブンに。
とは言え、ここからはMVGが安定感を出して4setを連取したので、なんとも言えません。
MVGの凄さが分かりやすく出たゲームかと思います。トップランカーが、プレッシャーをかけつつ実力差を見せつけるゲーム展開ですね。
特に、4set目を決めた残り85点の時ですね。
7シングルに入った事を見た瞬間には54→24へとスイッチしていた点は、素晴らしかったですね。左下→右上→左上ですからね。
決して簡単なショットでは無かったと思うんですよね。
さて、MVGを誰が止められるのやらですね。
レイモンド・バーナベルト 5-3 フィル・テーラー
思ったよりもスローペースでスタートしましたね。
ゲームが最初に動いたのは4set目の1-2ダウンとなったバーニーのダーツからでした。
12ダーツ投げた時点で167残り。
削りでいえば良いとは言えない状況でしたが、目の覚めるようなフィニッシュで167を沈め、続くlegも120アウト。
どちらのlegも後に続くフィル・テイラーが74と39残りだったので、チャンスをモノにした感が有りました。
続く2setはフィル・テイラーが奪い返して3-3のイーブンになりましたが、両者どこかピリッとしないダーツが続きましたね。
続く7set目からは、少しバーニーがフィル・テイラーに対してプレッシャーを強くした感じがありましたね。
続けて2set連取したバーニーの勝利。
266残りからの180と、86を18→18→50は良かったですね。
このゲーム、あまり燃えなかったかなと個人的に思います。
大事な所でのミスが多かったからかな。
残るゲームも少なくなりました。
好ゲームを期待しましょう。
ではでは。